漢方薬局 、目黒区桂林堂薬局、漢方薬局で相談の多い肝気鬱結(イライラする、ストレスがたまっている、精神不安定、自律神経失調症など)

肝気鬱結という漢方用語
陰陽五行論(肝・心・脾・肺・腎)では、主に肝は精神活動を表現します。

五行の「木」に属する肝は、リラックスした状態を好むとともに、精神や情志活動・消化・血行や代謝機能のコントロールしていますが、ストレス等の精神トラブルや寒邪などによりリッラクスできず、コントロール機能が低下することがあります。
このように肝が異常になった状態を 肝気鬱結、肝陽化風等と解釈されています。
肝気鬱結という状態は、2000年後の現在でもとても多く、桂林堂薬局でも一日に、一人や二人は必ず肝気鬱結の方がいらっしゃいます。
うつ病自律神経失調症更年期障害、過敏性大腸炎、ヒステリー、ストレスなどは肝気鬱結で大体解決出来ます。

解説

治療法 疏肝解鬱・理気

肝の疏泄の失調による気の滞りで起こりやすい病気

精神抑鬱・不安感・イライラ・怒りっぽい・胸や脇の脹りや閉塞感・のどの閉塞感・ヒステリー球・ため息・食欲不振・腹部の脹り・排便時に痛みを伴う下痢や軟便

乳房脹痛・月経不順・生理痛 ・更年期障害

応用可能な病気:慢性肝炎・慢性胆嚢炎・肋間神経痛・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性胃炎・慢性腸炎・過敏性大腸症候群・神経症など


ちなみに、この肝気鬱結が進むと肝火上炎 という状態になり

疏泄の失調により滞った気が熱化し、肝気鬱結 肝気鬱結の症状・赤ら顔・のぼせ・頭痛・めまい・立ちくらみ・耳鳴り・難聴・目の充血・のどが渇いて冷たいものを欲しがる・胸や脇の灼熱感

尿量が減少し、色が濃くなる・便秘 ・高血圧・急性肝炎・急性肝炎・化膿性中耳炎・神経性耳鳴・消化管出血・緊張性頭痛・血管性頭痛・偏頭痛・眼科疾患など
治療法は清肝瀉火

漢方薬局、桂林堂薬局 東京都目黒区