2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

約30年前 漢方薬局 桂林堂薬局開設に対して思うこと

東京、中目黒に漢方薬局を開業して早、約30年近くが過ぎました。 20代での漢方薬局、開業はいつも手探り状態で、お客さんの数も少なく、暇な毎日を過ごしていたのを記憶に残っています。 漢方問屋の担当がきても、商品のことよりも、話し相手(とにかくに暇…

過敏性大腸炎、漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局 桂林堂薬局の日常

漢方薬局で相談内容の内、意外に多いのが、この過敏性大腸炎。最近相談が増加しているうつやパニック症候群など、精神的ストレスを患う人が増えているのと同じように、ストレスで腸にトラブルから起こりやすい過敏性大腸炎が多いのも納得できます。 過敏性大…

漢方処方、釣藤散の応用、偏頭痛

釣藤散の解説1100年の金時代医学書本事方記載されてる釣藤散。 東洋医学的考え方は肝気鬱結(ストレスが酷くなった状態)が進み、肝陽化風のための治療薬です。肝陽化風が起こると脾胃気虚・肝陽化風:頭のふらつき・めまい感・頭痛・頭重感・耳鳴り・顔面紅…

漢方薬局 桂林堂薬局

最近の気候には感謝です。やはり漢方相談は寒くなったり、乾燥したりする季節に増えますが、冷え性=陽虚(暖める力が低下して痛みなどが起こりやすく)、陰虚(潤い不足で乾燥肌など、、、)の状態に陥りやすいからではないでしょうか。 最近の気温低下のせ…

赤面症と多汗症は、漢方薬局で現在、増えている相談内容、漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局の日常

多汗症・赤面症の漢方対策から、こちらも相談内容の多い病気です。 多汗症・赤面症は状態・症状の出方がまちまちで、それに対応する漢方処方の選択に注意が必要です。 赤面するだけの場合・赤面して発汗するケース・上半身(特に首から上)がのぼせて起こる…

増加している神経を病む人たち

漢方薬は30年以上前から更年期障害に頻繁に使用されて来た実績があります。 更年期障害の代表的な症状は、異常な発汗にのぼせ・やたらとイライラしたり不安になったり、やる気が起こらなったりなど、そのほか、めまい・動悸・頭重感・不眠・抑うつ感情などを…

漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局 桂林堂薬局の日常、うつ病・統合失調症の漢方改善例

漢方薬局を、東京、東京都で開業して30年近くが過ぎましたが、10年前、まさか大学生が現在のように漢方薬を求めて服用するなんて考えもしませんでした。ネットのおかげて世の中の善悪がネットでほとんどわかるように、処方された新薬の作用・副作用が簡単に …

円形脱毛症を漢方薬で---自己免疫疾患から、漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局 桂林堂薬局の日常

以外にも世の中に多い、円形脱毛症 原因は不明、但し、いくつか考えられる原因のなかで、自己免疫疾患が有力な説。 脱毛部位も頭部の一部から全身脱毛まで、疾患個所がまちまちです。 免疫機能は、自分自身の身体を守るために、外部から入ってきた異物に対し…

漢方医学で考える気の話----簡単に

目に見えない生命エネルギー気 人間を小宇宙ととらえた東洋医学の考え方-----は、自然との調和を大切に考えています。 自然環境の中で、風・寒・暑・湿・燥・火という邪を常に受けている人間は、体のバランスが保たれていれば、その邪は場合によっては実(体…

偏頭痛・高血圧・動脈硬化予防など、漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局 桂林堂薬局の日常

頭痛や偏頭痛・高血圧・動脈硬化予防など------------ストレスを抱える現代人病日本人3〜4人に一人が頭痛持ちで、2200万人が緊張性頭痛・840万人が片頭痛で、1万人が群発頭痛と言われています。 くも膜下出血・脳腫瘍による頭痛は毎年3万人発症しております。…

神経症の漢方、自閉症に対する漢方治療の長期観察症例報告から、桂林堂薬局、漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局の日常

大柴胡湯や抑肝散加陳皮半夏湯と幾つかの漢方がそれらの改善に効果的であること、報告は自閉症の家族によるこの治療に対する2001年12月の評価だそうです。 年齢は2才4か月から32才までと幅広くなっています。服用期間は2か月から約10年間です。効果が認めら…

sinnkei

頬にできたニキビ45歳女性も漢方薬で、きれいに

思春期に経験しなくて成人して顎・頬にできたニキビ、45歳女性 成人に経験するニキビの多くはストレス(環境の変化―仕事の移動、引越し)によるものがほとんどです。この方のケースも同様で、ストレスがホルモン系の異常をきたし、ポツポツ化膿するニキビが…

受験ストレスなどによる過敏性大腸炎の改善例

便秘と下痢を繰り返す過敏性大腸炎で悩んでいる高校生は、外出などの環境変化によりで悪化 受験真っただ中で、ストレスをためやすい性格のようです。受験を控えているこの高校生(男性)は、受験の心配からストレスがたまり、塾に通う途中で腹痛と下痢の症状…

補陽・補気薬で子供のやる気を高める

読売新聞(ヨミドクター) 9月12日(月)11時18分配信から ★朝起きても、だるく、授業中に居眠りをしてしまう。そんな子どもが増加しているらしい。1日の体温の変化を調べると体の変調の変化が分かるらしい。 埼玉大准教授の野井真吾さん(学校保健学)は、中…

地震恐怖症とは

地震恐怖とは (地震恐怖症)地震恐怖症とも呼ばれ、名前の通り、地震が起こるのではないかと不安になってしまうもので、携帯の緊急地震速報のアラームや、テレビで地震のニュースなどを見たり聞いたりすると、これが「きっかけ」になり、不安感や恐怖感を強…

中目黒代替医療研究会の桂林堂です

桂林堂薬局は、駅から約2分の場所で、店前に小さな駐車スペースがあり、車での来店も可能です。 10年前までは糖尿病や肝臓病(C型肝炎、肝硬変)、慢性病、ガン対策などを主に研究してきました。 ところが最近では、うつ病や自律神経失調症、 甲状腺機能低下…