2012-01-01から1年間の記事一覧

漢方薬局 東京 桂林堂薬局 解毒症体質の副鼻腔炎・ニキビ・アトピー性皮膚炎対策、荊芥連翹湯

解毒症体質に考案された荊芥連翹湯:荊芥連翹湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『万病回春、鼻病門に収載された処方を基本に、日本で経験方として発展させた薬方です。この解毒症タイプの方は、顔の色が浅黒く(暗褐色)、手足の裏に油汗をかき易く、…

漢方薬局 、目黒区桂林堂薬局、漢方薬局で相談の多い肝気鬱結(イライラする、ストレスがたまっている、精神不安定、自律神経失調症など)

肝気鬱結という漢方用語 陰陽五行論(肝・心・脾・肺・腎)では、主に肝は精神活動を表現します。五行の「木」に属する肝は、リラックスした状態を好むとともに、精神や情志活動・消化・血行や代謝機能のコントロールしていますが、ストレス等の精神トラブル…

漢方薬局 東京 、目黒区桂林堂薬局 最近増加している体調不良、気血両虚、漢方薬局の日常から

十全大補湯・人参養栄湯・補中益気湯・清心丸・牛黄・熊胆で体調不良改善 漢方・中医学における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、症状を細かく分析することで、体質の改善によって健康に導く」、その症状・状態にマッチした「古来から存在する自然…

現代人にとって避けて通れない肝気鬱結症状、ストレスイライラを漢方で考えると、漢方薬局 東京、目黒区桂林堂薬局、漢方薬局の日常から

自分が漢方薬を学んだのは30年ぐらい前のことですが、漢方医学(中医学とも言われています)には体系的・理論的に分類された中医学を中心に学ぶグループと、傷寒雑病論・金匱要略等の原典医学書をもとに漢方を学ぶグループに分けられていました。大学卒業後…

漢方薬局 東京 中目黒、桂林堂薬局 漢方薬局の日常から 黄精の応用、精力剤から糖尿病、脂肪肝など、

黄精は桂林堂薬局でもよく利用する生薬です。主に、マカやスッポン等と併用すると精力剤でとてもよい結果が得られるので試してみる価値は高いはずです。 30日換算、7.8000円ぐらいで利用できるので、本当に精力減退などで困っている方は試してみるのもよいと…

鹿角霊芝(ロッカクレイシ)の応用、東京都目黒区 漢方薬局の奮闘 - 中目黒 漢方専門 桂林堂薬局永山の日記

鹿角霊芝(ロッカクレイシ)は、多くのキノコの中において、βグルカンを最も多く含むといわれています。 鹿角霊芝は、きのこの形が鹿の角に形が似てることから命名され、霊芝の突然変異で出来たもので、その確率は1/10000といわれています。 普通のキ…

冬虫夏草の効能と応用編、漢方薬局 中目黒 桂林堂薬局

冬虫夏草の効果と効能 冬虫夏草は、古くから漢方薬として不老長寿、精力源として珍重されてきました。昆虫等の体に寄生して育つキノコの一種で、冬に土中で虫の幼虫等に寄生しその栄責分を摂取して育ちます。夏になると発芽し棒状のキノコが地に生えてくる事…

腎虚の漢方医学的考え方、漢方薬局の日常から、漢方薬局東京、中目黒 桂林堂薬局

腎虚の漢方医学的考え方、漢方薬局の日常から、漢方薬局東京、中目黒 桂林堂薬局中医学では、「腎」とは生命力、活力の源のことをいい。「腎」には、人の成長や発育を促進したり、性行為、妊娠、出産などの生殖機能や、若々しさを維持する生命エネルギーのも…

慢性的な副鼻腔炎・後鼻漏に辛夷清肺湯の応用範囲、漢方薬局 東京、漢方薬局の日常から、中目黒桂林堂薬局

慢性的な副鼻腔炎・後鼻漏に辛夷清肺湯の応用範囲、漢方薬局 東京、漢方薬局の日常から、中目黒桂林堂薬局 辛夷清肺湯最近問い合わせで多くなっているのが慢性的な副鼻腔炎・後鼻漏(いわゆるちくのう症のこと)。 季節問わず、慢性的に鼻ずまり、鼻水、咽喉…

東京 漢方薬局の日常、中目黒桂林堂薬局、荊芥連翹湯を考えると、副鼻腔炎(ちくのう)やニキビ、湿疹まで応用

東京 漢方薬局の日常、中目黒桂林堂薬局、荊芥連翹湯を考えると、副鼻腔炎(ちくのう)やニキビ、湿疹まで応用最近やたらと出番が増えてしまっている荊芥連翹湯の説明をしたいと思います。ややこしい文章でごめんなさい。荊芥連翹湯:荊芥連翹湯」は、漢方の…

漢方薬局 東京 中目黒 桂林堂薬局の日常、C型肝炎等の肝臓病応用編

C型肝炎等の肝臓病応用編、漢方薬局 東京 中目黒 桂林堂薬局の日常、C型肝炎等の肝臓病応用編★肝臓解毒能力を高めて健康になかなか治りにくい肝臓病、例えばC型肝炎、B型肝炎に対する補助療法 肝臓の保護に、肝臓の血流を良くすることは、C、B型肝炎補助治療…

漢方薬局 東京、漢方薬局の日常から、最新の技術により、培養した培養冬虫夏草を、安価で安定的に服用可能

冬虫夏草の効果と効能の研究、どうすれば毎日コンスタントに服用できるか 漢方薬として不老長寿、精力源として珍重されてきた冬虫夏草は昆虫等の体に寄生して育つキノコの仲間で、冬に土中で虫の幼虫等に寄生しその栄責分を摂取して育ちます。夏になると発芽…

漢方薬局 東京 漢方薬局の日常、桂林堂薬局から、荊芥連翹湯 解毒症体質改善 解説

荊芥連翹湯 目標 くすぐったがりで、足に汗をかく人の、以下の症状・疾患に用いる事が多いです。 ・「蓄膿症」 ・「慢性鼻炎」 ・「慢性扁桃炎」等の肺の病気。 子供のころ、慢性扁桃炎を患っていた確率が荊芥連翹湯適応者には 多いと思います。・化膿しやす…

漢方薬局 東京、漢方薬局の日常から、アトピー性皮膚炎を解毒証体質で改善

森道伯が晩年に至って完成させた一貫堂医学の特色は、三大証の分類と単純な五処方の運用法である。 三大証とは、瘀血が原因で疾病が起こりやすい体質である瘀血証体質・新陳代謝障害物などが身体の臓器に蓄積しやすい体質である臓毒証体質・解毒をはかる必要…

阿膠の不思議 [漢方薬局の日常][漢方薬局 東京 東京都目黒区]漢方薬局の日常、

阿膠の不思議 、女性には欠かせない漢方生薬の阿膠はなんとあのロバの皮を煮たてて作られる、天然コラーゲン豊富な生薬です。約2,500年前の医学書『五十二病方』などの書物に記載があり、楊貴妃が美容のために隠れて服用していたという記述があるようです。…

漢方薬局 東京、目黒区中目黒、桂林堂薬局、漢方薬局の日常から

漢方薬局 東京、目黒区中目黒、桂林堂薬局、漢方薬局の日常から 掌蹠膿疱症の説明と、漢方薬的考え方 自己免疫疾患を考えて掌蹠膿疱症の起こり方 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手のひらや足の裏に小さな水疱や膿を持つ膿疱(皮膚に膿(うみ)が…