漢方薬局 東京 中目黒、桂林堂薬局 漢方薬局の日常から 黄精の応用、精力剤から糖尿病、脂肪肝など、

黄精は桂林堂薬局でもよく利用する生薬です。

主に、マカやスッポン等と併用すると精力剤でとてもよい結果が得られるので試してみる価値は高いはずです。
30日換算、7.8000円ぐらいで利用できるので、本当に精力減退などで困っている方は試してみるのもよいと思います。

黄精はナルコユリの根茎のことで、日本では江戸時代、人気の生薬で、黄精を利用した強壮・強精ブームが起こり、砂糖漬けにした黄精が売られていた。

現在も、黄精のエキス入れた、黄精アメが売られています。

黄精に砂糖を加え焼酎ににつけたものを黄精酒といい、精力減退や病後回復の滋養強壮酒として知られています。

小林一茶も黄精酒を愛用したことはゆうめいなはなしです。

成分は、多糖類オドラタンおよびポリゴナツムフルクタンを含んでいる。

主な薬理作用 は血糖値抑制 、抗菌作用 (チフス菌、ブドウ状菌) 、降圧作用や強心作用などが確認されています。


応用範囲はとても広く、 滋養、強壮薬や、病後の虚弱、肺結核の咳嗽、糖尿病の口渇、血糖過多などに応用できるようです。

漢方の考え方では補気、潤肺、強壮の効能があり、胃腸虚弱や慢性の肺疾患、糖尿病、病後などによる食欲不振、咳嗽、栄養障害などに用いるとされています。
【成分と効用】
主成分は粘液多糖質。カルボン酸、アスパラギン酸ニコチン酸なども含まれます。

また、動物実験では、抗菌作用や動脈硬化の予防、血圧を下げる作用のあることが認められています。