自律神経失調症に効く漢方薬とは 漢方薬局 東京桂林堂薬局 漢方薬局の日常から

現代人のストレスは仕事のストレスや人間関係のストレス、それに深夜のお仕事も人間にとってストレスになっています。

漢方薬は2000年前から”気”滞とか肝気鬱結といった漢方医学用語でこのストレスと自律神経失調症の関係を表現しています。


肝気鬱結→ストレス・イライラが昂じて自律神経失調症の代表的改善薬

加味逍遥散は自律神経失調症更年期障害を得意としております。
自律神経失調症更年期障害のファーストチョイスに加味逍遥散というくらい、あまりにも有名な漢方処方で、職場の人間関係などによるストレスなどに、加味逍遥散が随分助けてくれます。嫌な上司・家庭内でのトラブル・仕事上での人間関係などから起こりやすい精神神経症状にとてもお勧めです。イライラしたり、やたらと怒りっぽくなったりする方に良く効きます。
宋時代(1107〜1110年)和剤局方記記載
漢方的な治療法は、気滞血瘀・肝気鬱結・肝陽上亢で、気・血の流れが悪く、停滞している“気・血・水”の流れをよくすることで、精神神経状態を落ち着かせ、血液循環を改善し、清熱作用で上半身の余分な熱(のぼせ傾向)を取り去ります。

ホルモンバランスを整え、生理不順や生理痛・イライラしたり怒りっぽくなる・やる気の低下・めまいやフワフワ感・動機・上半身が熱くなるのぼせ傾向や発汗・寝つきが悪い・不眠症・不安感・抑うつ状態・焦躁感・頭痛・肩こり・倦怠感・多汗症・赤面症・ニキビ・慢性肝炎・子宮筋腫不妊症などの症状・病気にまで適応します


”気”が上昇することをひょうげんした漢方薬
その気の上昇をバランスよく低下して自律神経失調症を改善

黄連解毒湯は自律神経失調症更年期障害ののぼせ傾向に
清熱解毒の代表的漢方処方黄連解毒湯。
外台秘要記載
成分黄連・黄芩・黄柏・山梔子はのぼせ気味で顔色赤く、イライラする傾向の方の、胃炎・口内炎・二日酔いなどから、不眠症・ノイローゼ・めまい・動悸・更年期障害自律神経失調症などの神経症に幅広く応用されています。
漢方的考え方・治療法は心火旺・肝胆火旺・清熱解毒で、上半身の余分な熱を取り去り、高血圧・脳卒中・精神不安・焦躁感・赤面症・多汗症・鼻血・痔出血・アトピー性皮膚炎などに使用されています。




”気”の滞りを良くして自律神経失調症を改善

半夏厚朴湯
“気”帯治療の代表格半夏厚朴湯は、2000年前の医学書金匱要略記載
滞っている“気”の流れを良くしたり、発散したりして、“気”の滞りを改善します。神経をしずめ、心と体の状態をよくします。また、咳や吐き気を抑える作用もあります。
喉や食道部、または脇胸部の梗塞感や詰まり感・心臓が握られている様・咳ばらいや吐き気が使用目安です。
滞っている“気”の流れをよくしますので、気分がふさいだ方の抑うつ状態や不安神経症・精神不安・不眠症・無気力・恐怖感・ノイローゼ・動悸・更年期障害・神経性胃炎・しわがれ声・心臓喘息・つわり等の症状・病気を改善。

さて、あなたはどちらのタイプでしょうか

漢方薬局東京東京都

中目黒代替医療研究会
桂林堂薬局