漢方薬局 東京、漢方薬局の日常から、最新の技術により、培養した培養冬虫夏草を、安価で安定的に服用可能

冬虫夏草の効果と効能の研究、どうすれば毎日コンスタントに服用できるか
漢方薬として不老長寿、精力源として珍重されてきた冬虫夏草は昆虫等の体に寄生して育つキノコの仲間で、冬に土中で虫の幼虫等に寄生しその栄責分を摂取して育ちます。夏になると発芽し棒状のキノコが地に生えてくる事から冬虫夏草と名付けられました。世界で350種位のものが冬虫夏草として知られていますが、本当に効果のあるものは、この中のほんの一部の限られた種類だけです。
冬虫夏草を食材とする文化は本場中国だけにとどまらず、中国周辺の地域にも伝播していて、例えば、朝鮮半島では、亀や冬虫夏草などを用いた八卦湯(パルガタン)という料理が存在するようです。
漢方生薬として健肺、強精・強精・強壮効果、抗がん効果があるとも言われ、薬酒を作る材料として、また、健康食品としてのエキスを抽出するのにも利用されています。
過去に、中国オリンピックチーム董艶梅、姜波、曲雲霞ら、馬俊仁コーチが指導した馬軍団所属の陸上競技選手は冬虫夏草エキスを摂取して好成績を残したとも言われています。

高価な冬虫夏草
大変、高値で取引される冬虫夏草の採取は、高原で生活するチベット人にとって、貴重な経済的収入源の一つとなっていて、一方で、高値で取引されるため、別の種類の虫草を偽って販売することや、形の似た植物や石膏で作った偽物を販売して問題となる事例もたびたび発生しています。
販売の際はグラム単位で値がつけられているため、最近では金属粉を塗ったり液体を注入するなどして重くして販売されている例があり、例え本物でも混入物の影響で健康被害が出る可能性もあると報道されています。

これが冬虫夏草
数ある冬虫夏草の中でも最も効果があるといわれているのが、コウモリガの幼虫に寄生するコルディセプス・シナンシスです。
コルディセプス・シナンシスはチベットの標高3000m以上の高山にしか生育出来ず、積雪が残る5〜6月に雪をかき分け地面をはうようにし、地上に出ているわずか数ミリ〜数センチのものを見つけ採取します。
冬虫夏草は清の時代に書かれた「本草従新」で初めて文献に記載されました。
採取量が非常に少ないため、皇帝の専用品とされ中国以外の国にはほとんど知らせられないままでした。現在でもコルデセプス・シナンシスは「幻の聖草」といわれ、その希少価値から中国では海外への輸出は厳しく制限されています。
この冬虫夏草にはさまざまな効果・効能があり、スタミナ不足や過労,耳鳴り,喘息,精力減退,生活習慣病,運動能力低下,アトピー性皮膚炎,糖尿病などに効果があります。抗ガン(肺ガン)効果も期待されています。
冬虫夏草の有効成分
冬虫夏草には肝臓に蓄えられるATP分子を増やす効果があることが確認され、 エネルギー発生の仕組みは、アデノシンがアデノシンリン酸(AMP)→アデノシン二リン酸(ADP)→アデノシン三リン酸(ATP)と変化ATP分子が肝臓中に蓄えられます。
冬虫夏草は肝臓に蓄えられるATPを30%増やすことが確認されています。
また活性酸素を中和し免疫力を高めるβグルカンが、アガリスク茸の17倍、通常のキノコの約170倍と多量に含まれています。βグルカンの効果には抗ガン作用などがあります。その他ビタミン,ミネラル,18種類のアミノ酸などを含みます。
厚労省外郭団体のデータベースでも
コウモリガの幼虫に寄生するチベット産のものなど、古くから中国で用いられてきた漢方素材の一つで、「滋養強壮作用がある」、「慢性疲労や病後の回復によい」などといわれている。
化学療法後のがん患者の生活の質(QOL)と細胞性免疫の向上、およびB型肝炎の患者の肝機能の向上に対しては、一部にヒトでの有効性が示唆されているとの見解
信頼できる情報は十分ではないが、安全性については、経口摂取で適切に使用する場合には安全性が示唆されている。
とあります。
最新の技術により、培養した冬虫夏草
培養冬虫夏草とは
学術的には昆虫は「コウモリ蛾の幼虫」に寄生したキノコを冬虫夏草、天然に採集するには中国のチベット、ネパールに位置するヒマラヤ山脈など3〜4,000メートルの高山帯に生息していて、日本には生息しない蛾です。従って希少価値があり、とても高価なものです。
天然採集した健康食品に使われる冬虫夏草はバラつきが激しく、安定的に服用するのには不都合なのです。

そこでコウモリ蛾の幼虫から子嚢菌を釣菌し、これらを菌培養して、人工的に増殖させた冬虫夏草を取り出すことに研究グループが研究を実施して培養に3年がかりで成功することが出来ました。
培養品の冬虫夏草アミノ酸バランスは天然ものに引けを取らず、レベルの高いものに仕上がっています。
2g×50包が約11000円ですから天然ものの10分の一程度で利用できることになります。