漢方医学で考える気の話----簡単に

目に見えない生命エネルギー気
人間を小宇宙ととらえた東洋医学の考え方-----は、自然との調和を大切に考えています。
自然環境の中で、風・寒・暑・湿・燥・火という邪を常に受けている人間は、体のバランスが保たれていれば、その邪は場合によっては実(体にとって良いもの)に変化します。
漢方では“気”という言葉がよく出てきます。
漢方医学では気の病状により---------気虚(働き・エネルギー不足)-----気うつ(憂うつ、抑うつ状態)--------気滞(気が滞り、神経症状が現れる状態)---------気滞血瘀(気が滞り、血液の流れも滞り、神経症状から生理不順などが起こりやすい状態)-------気の上昇(気が上半身に集中することでのぼせ・多汗・赤面・発汗・イライラ・不眠・高血圧などの症状が起こり易くなります)といったものがあります。

桂林堂薬局でも漢方相談中、ついつい、その方の気の状態がどういうものか考えてしまいます。