漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局 桂林堂薬局の日常、うつ病・統合失調症の漢方改善例

漢方薬局を、東京、東京都で開業して30年近くが過ぎましたが、10年前、まさか大学生が現在のように漢方薬を求めて服用するなんて考えもしませんでした。

ネットのおかげて世の中の善悪がネットでほとんどわかるように、処方された新薬の作用・副作用が簡単に
調べることができるせいか漢方薬を求めてくる20代の若い人が増えたことに驚きです。さて、この方は大学生2年
の男性です。
数か月前に起こったクラブなどでのトラブルが原因なのか、急激に不安、神経の高ぶり、弱い幻覚等、の症状があったそうです。
その後すぐに神経内科へ、1日に10錠近い坑精神薬を服用、それでも効果なく、漢方薬が服用したいとお母さんを連れて来店されました。
漢方薬、それに牛黄を服用して約3週間後、神経の高ぶり、幻覚症状、不安感、自殺願望ともに、その方の自覚症状は、八割ほど軽減しています。
牛黄にも沈静等の作用があり、同時併用で素早く改善があったのだと思います。

参考 統合失調症の原因

統合失調症は遺伝的要因と環境要因両方が発症に関与していると考えられています。信頼できる原因遺伝子の同定はされていないが、統合失調症の約60%が遺伝によるとの報告があるようです。但し、明確な原因は未だに確定されておらず、いずれの報告も説の域を出ないです。

1.ドーパミンの過剰による統合失調症-----これが最も可能性のある原因らしい
中脳辺縁系におけるドーパミンの過剰が、幻覚や妄想といった陽性症状(陰性もあります)に関与しているという仮説。実際にドーパミンD2受容体遮断作用をもつ抗精神病薬が陽性症状に有効であることが確認されている。

漢方薬]漢方薬局東京、東京都 漢方薬局の日常
中目黒代替医療研究会 桂林堂薬局